イザリ漁 | |
・奄美は島の周りを縁取るようにサンゴ礁が点在しています。このサンゴ礁のへりから海岸までの浅い海を「イノー」と呼んでいます。イノーには多くの魚やエビ・カニの仲間、イカ・タコ類、そして貝類などの生き物が生息しています。
・イザリ漁は、冬場の大潮の日、夜中に潮が引くのでイノーを歩いて漁を行います。イノーの魚介類のうち夜行性のなかまも多く、潮の引いたイノーでは、たくさんの生き物を見ることができます。サザエやウニ、タコ、カニ、魚など、普段は海中の底にいて、なかなか捕まえることのできない獲物を、拾うようにして捕まえることができます。