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ハナミノカサゴ
ハナミノカサゴ
英名 Red lionfish
学名 Pterois volitans
科目

ハナミノカサゴは、 条鰭綱 カサゴ目フサカサゴ科ミノカサゴ亜科ミノカサゴ属に分類される魚です。

特徴

浅いサンゴ群落や岩礁域に生息しています。
食性は魚食性ですが待ち伏せ型の捕食をあまりせず、追いかけて捕食することが多くなっています。
ハナミノカサゴは鮮やかな色と、蓑笠のかぶったような姿から、漢字で「花蓑笠子、華蓑笠子」と書きます。
英名はライオンのタテガミのような姿から、「レッド・ライオン・フィッシュ」と呼ばれています。

形態

赤色、えび茶色、白色の縦縞模様が特徴です。
目の上と口の下の肉厚の触手、扇子のような胸ヒレ 、背中には長いトゲを持っています。
成魚は全長35cmほどまで大きくなりますが、幼魚は2cmかそれ以下の大きさです。
全てのトゲには毒があります。刺されると大きく腫れ上がり、非常に強い痛みを伴います。


  • このWebコンテンツは、財団法人奄美文化財団が、平成22年度子どもゆめ基金(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて制作したものです。
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