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川
川の生き物
日本一のカエルの楽園
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川と人の暮らし
様々な川漁
様々な川漁
説明

・川で漁に使われるアネク(筌)は、縄で竹を編み、口縁の内側に、獲物がいったんが入ったら出られないように返しがついています。大型(170cm)のものから、40cm~70cm程度のものまで、大小様々なサイズがあります。
浅瀬などに堰を設けてアネク(筌)の口を流れに向け、魚、テナガエビ(タナガ)、カニ、ウナギなどが入るように仕掛けます。奄美大島・住用村の西中間や川内村集落では、川に税(アネクジ)を掛け、集落の収入としました。

・タナガ捕り
河口から中流の川に生息する「タナガ」と呼ばれるミナミテナガエビを、竹で編んで作った漁具「アネク(筌」)にエサを入れ、川に仕掛けて翌朝捕りに行きます。タナガの仲間のヒラテテナガエビを捕る時は、中流から渓流行域に仕掛けます。

・モクズガニ捕り
10月の下旬ごろから、繁殖のためモズクガニ(コウガン)が川を下るので、川中の狭いところに仕掛けをして捕ります。

・オオウナギ捕り
最大全長が2m、体重20kgにもなる、奄美の川で最大の生き物がオオウナギです。産卵のため海へ下る時期を狙って捕ります。


  • このWebコンテンツは、財団法人奄美文化財団が、平成22年度子どもゆめ基金(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて制作したものです。
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