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アマミハナサキガエル
アマミハナサキガエル
環境省レッドリスト 絶滅危惧II類(VU)
英名 Amami Tip-nosed Frog
学名 Odorrana amamiensis
科目

アマミハナサキガエルは、両生綱無尾目アカガエル科に分類されるカエルです。

特徴

山地の常緑広葉樹林の、渓流のまわりなどに住んでいます。
エサは動物食で、昆虫、多足類、甲殻類、陸の貝類などを食べています。
繁殖は卵生で、10-翌5月の間に、渓流の中の石に、約1500個の卵を産みます。

形態

体の大きさは約6-10cmです。
体は細長い形をしています。背中のヒフはイボのようなものでおおわれています。
体の色は褐色、緑色、暗い褐色などで、個体ごとのちがいが大きく、緑色のもようが入る個体もいます。
鼻のあなは、口先よりにあいていて、和名や英名(tip-nosed=先端に鼻がある)の由来になっています。
4足は長く、指の先には吸盤があります。うしろ足のゆびの間には、水かきが発達しています。


  • このWebコンテンツは、財団法人奄美文化財団が、平成22年度子どもゆめ基金(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて制作したものです。
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