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オットンガエル
オットンガエル
環境省レッドリスト 絶滅危惧IB類(EN)
英名 Otton frog
学名 Rana subaspera
科目

オットンガエルは、両生綱無尾目アカガエル科に分類されるカエルです。

特徴

丘陵や山地にある森林やその周辺に住んでいます。
敵にかこまれると、おやゆびから骨をつきだして、相手を攻撃します。
エサは動物食で、昆虫、節足動物、甲殻類、陸の貝類などを食べています。
4-8月の間に、渓流などの近くの砂地や泥に、オスが直径30cm、深さ5cmほどの穴をほった水たまりに、800-1300個の卵を産みます。
オタマジャクシは、その年の秋か、つぎの年の5-6月ごろに、幼体になります。

形態

体の大きさは、オス9.3-12.6cm、メス11.1-14cmです。
オスよりもメスの方が大型になります。
口の形はあまりでっぱっておらず、耳のこまくは大型です。
ヒフの表面には、大小さまざまなイボのようなものがたくさんならんでいます。
背中の色は黄褐色で、くらい色のまばらなもようがあります。おなかの色はあわい黄色です。


  • このWebコンテンツは、財団法人奄美文化財団が、平成22年度子どもゆめ基金(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて制作したものです。
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