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リュウキュウハグロトンボ
リュウキュウハグロトンボ
英名 Matrona basilaris japonica
学名 Matrona basilaris japonica
科目

リュウキュウハグロトンボは、昆虫網トンボ目カワトンボ科に分類されるトンボです。

特徴

金緑色にかがやく金属のような光沢がとてもきれいで、羽の根元から広がる、深い青色にかがやく部分の大きさで型が分かれます。
・沖縄本島型・・・羽の表面の青色にかがやく部分が広くなっています。
・奄美大島型・・・羽の表面の青色にかがやく部分が狭くなっています。
山間の森林に囲まれた渓流などに住んでいて、2月から12月ころまで見ることがでます。メスは水中にもぐって卵を産むことがあります。

形態

体の大きさは約64mmの大型のカワトンボです。
体の色は大人になるにつれて、オスは緑色の光沢をおびた青色から、金属のような光沢のある緑色へかわります。
メスはあわい褐色から黒っぽい褐色へ変化します。
羽の色も大人になるにつれて、オスはあおむらさき色の地色に、白いもよう部分が大きくなります。
メスは体の色と同じように変化します。メスの羽のはじには、白い偽縁紋があります。


  • このWebコンテンツは、財団法人奄美文化財団が、平成22年度子どもゆめ基金(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて制作したものです。
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