
リュウキュウアカショウビン | |
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Ruddy Kingfisher |
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Halcyon coromanda bangsi |
リュウキュウアカショウビンは、鳥網ブッポウソウ目カワセミ科に分類される鳥類です。
森林に住んでいるカワセミのなかまで、日本では夏鳥として見られています。カワセミとはちがい、水辺からはなれた森林でも見ることができます。
単独または、つがいで生活しています。
エサは動物食です。渓流に飛び込んで魚やカエル、サワガニ、水生昆虫などをとらえますが、地面のカタツムリやトカゲをとらえたり、木の幹のキリギリス、セミ、バッタを横からおそうこともあります。カワセミと同じように石や枝にもどってえものをくわえなおし、頭からのみこみます。大きなえものは足場に何度かたたきつけ、殺してからのみこみます。
巣穴はがけにつくることもありますが、かれた木やシロアリのアリ塚に巣穴をほったり、キツツキの古巣をつかうこともあります。日本での産卵期は6-7月の間で、卵の数は5個ほどです。
オスは朝夕や、くもりの日に「キョロロロロー…」とさえずります。
体の大きさは約27cm。つばさをひろげた大きさは約40cmです。和名のとおり、背中の色は赤色で、おなかの色はオレンジ色です。羽のいちぶは水色で、とんだ時はこの水色がよく目立ちます。くちばしと足は赤く、目は黒です。オスとメスは、ほぼ同じ色です。