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ミナミテナガエビ
ミナミテナガエビ
英名 Freshwater Prawn
学名 Macrobrachium formosense
科目

ミナミテナガエビは、軟甲網エビ目(十脚目)・テナガエビ科に分類されるエビです。

特徴

温暖な地方の淡水域や汽水域に住んでいます。夜行性で、昼間は石の下や水草の茂みにかくれていますが、くもって陽が照っていない時は昼でも活動しています。縄張り意識が強く、ほかの個体がちかづくと、おいはらうことがあります。
藻類などを食べることもありますが、エサはほぼ肉食で、小魚や水生昆虫をつかまえて食べ、えさが少ないと共食いもします。
繁殖期は5-9月までですが、夏に多く産卵します。直径1mmたらずの卵を1000-2000個ほども産卵し、卵からかえるまでおなかにかかえています。

形態

体の大きさは10cmほど。
第2胸脚はヒラテテナガエビよりは細くなっていますが、テナガエビより太くてみじかくなっています。
また、むねの横のもようは太い"m"字型です。


  • このWebコンテンツは、財団法人奄美文化財団が、平成22年度子どもゆめ基金(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて制作したものです。
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