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オキナワアナジャコ
オキナワアナジャコ
英名 Mangrove lobster
学名 Thalassina anomala
科目

オキナワアナジャコは、甲殻網エビ目オキナワアナジャコ科に分類される甲殻類です。

特徴

オキナワアナジャコは2mもの深さの穴に住んでいます。
夜行性で昼間は巣で休んでいます。穴掘りを行うことは、地中深くから有機物をもたらし、マングローブの生態系にとって重要な役割を果たしています。
また穴の上に、火山にも似た最大3mもの高さの「シャコ塚」を作ります。その塚には、動植物を含め、様々な生物が共生しています。

形態

オキナワアナジャコは外見がロブスターに似ていて、体の大きさは最大で30cmにもなりますが 、ふつうは16-20cmていどの大きさです。
左右非対称のハサミを持っていて、甲殻は非常に堅くなっています。
体の色は個体によって、淡褐色から暗褐色、そして緑褐色とさまざまなちがいが見られます 。甲殻は長い卵形で、体の3分の1ていどです。ひたいのツノは前方につき出ていて、先はとがっています。尾についている足の数は、形によっては少なくなります。おなかの節は内がわにおれまがっています。


  • このWebコンテンツは、財団法人奄美文化財団が、平成22年度子どもゆめ基金(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて制作したものです。
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