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アカマタ
アカマタ
英名 Ryukyu odd-tooth snake
学名 Dinodon semicarinatum
科目

アカマタは、爬虫綱有鱗目ナミヘビ科に分類されるヘビです。

特徴

平地から低山地の森林、草原、水辺に住み夜行性です。
沖縄ではもっとも普通に見られるヘビで、沖縄の各地では、アカマタが美しい男の子に化けて女性をだますという伝説があります。
エサの種類ははば広く、おもにネズミ、小鳥、トカゲ、カエル、他のヘビ、魚などを食べています。
また、卵からかえったばかりのウミガメの子供や、時には毒ヘビのハブをもおそうほど、攻撃的なヘビです。

形態

体の大きさは80-185cmで、大型の個体は200cmにもなるため、マダラヘビ属では最大のなかまです。
アカマタが大型化した理由としては、生息地にナメラ属が分布しなかったことにより、本種がその生態的地位(ニッチ)を占めたとする説があります。体の色は黄褐色で、背中に赤と黒のあざやかなもようが入っています。
名前の由来は沖縄の方言で、「マダラヘビ」という意味です。奄美地方ではマッタブと呼ばれています。


  • このWebコンテンツは、財団法人奄美文化財団が、平成22年度子どもゆめ基金(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて制作したものです。
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