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ヒメアマガエル
ヒメアマガエル
英名 Ornate Narrow-Mouthed Frog
学名 Microhyla okinavensis
科目

ヒメアマガエルは、両生綱無尾目ヒメアマガエル科ヒメアマガエル属に分類されるカエルです。

特徴

低地から山地にかけての森林、草原などに住んでいて、夜行性です。
食性は動物食で、主にアリを食べています。
周年繁殖(主に3-7月)し、1回に270-1200個の水面に浮かぶ卵を産みます。浅い水であればほとんど何でもよく、バケツのたまり水や道路の水たまりにまで見られることがあります。
幼生(オタマジャクシ)は独特で、体は平たく、目は左右のはじについています。
体は透明で、内臓が透けて見えています。他のオタマジャクシは水底にいて、大きく尾を動かしておよぐのに対して、ほとんどなかほどにいて、細かく尾の先を動かしておよいでいます。

形態

体の大きさは2.2-3.2cmほどで、体の形はたいらで、胴体ははば広いのに頭は小さく、独特の体型をしています。
体の色はほぼ褐色で、背中の中央にこい褐色のもようがあります。
前足は小さく、うしろ足はよく発達し、ジャンプ力も強力です。足のゆびの水かきは、あまり発達していません。


  • このWebコンテンツは、財団法人奄美文化財団が、平成22年度子どもゆめ基金(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて制作したものです。
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