シイの実拾い | |
・イタジイ(オキナワジイ)はブナ科シイ属の常緑広葉樹のスダジイの亜種で、奄美大島以南の琉球列島固有の常緑高木です。樹高は15~20mに達し、直径が1mを超えるものもあります。
・このシイの実は森にすむ生き物たちの食べ物としてだけではなく、奄美の人々にとっても食料として昔から利用してきました。茹でで食べたり、炒ってって食べたり、お粥や、粉にしてせんべいなどのお菓子にしても食べます。また、板のような根を、船の舵などに利用してきました。
・イタジイがつくる森の生態系の一員として、奄美の人々も深く関わってきたのです。