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バーバートカゲ
バーバートカゲ
環境省レッドリスト 絶滅危惧II類(VU)
英名 Barbour’s blue-tailed skink
学名 Plestiodon barbouri
科目

バーバートカゲは、爬虫綱有鱗目トカゲ科トに分類されるトカゲです。

特徴

山地や低山地、丘陵にある常緑広葉樹からなる原生林や二次林などに住んでいます。
平地の草原や疎林、林縁などにはいないため、オキナワトカゲと同じ地域に分布するところでは住み分けを行っています。
エサは動物性で、昆虫、クモ、陸に住む貝類、ミミズなどを食べています。

形態

体の大きさは18㎝、頭からしっぽのつけねまでは5-7㎝です。
背中の中央の、斜めに列になったウロコの数(体列鱗数)は22か24です。
腹面の色はあわい灰色です。
子どもの体の色は黒や暗褐色で、5本の明るいしまもようが、がたてにはいっています。
尾は青く、尾の先から尾全体の2/3は、あざやかな青色です。
この青色は成長するにつれてうすくなっていきますが、メスは色をのこしている場合がおおくなっています。


  • このWebコンテンツは、財団法人奄美文化財団が、平成22年度子どもゆめ基金(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて制作したものです。
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