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リュウキュウアサギマダラ
リュウキュウアサギマダラ
英名 Ceylon Blue Glassy Tiger
学名 Ideopsis similis
科目

リュウキュウアサギマダラは、昆虫網チョウ目・タテハチョウ科に属するチョウの一種です。

特徴

幼虫はツルモウリンカなどのガガイモ科の植物をエサとしています。
ガガイモ科の植物にふくまれるアルカロイドを、体のなかにもったまま成虫になるので、リュウキュウアサギマダラを食べると苦い味がします。
これによって鳥などに食べられることを、防いでいるのです。
花に来ることが多く、タチアワユキセンダングサなどで、ミツをすっているのを観察することができます。

形態

羽をひろげた大きさは45~50mm。
「アサギマダラ」という名前が付いていますが、アサギマダラ属のアサギマダラとは別のなかまです。
アサギマダラより一回り小さく、まえ羽とうしろ羽の色が同じであることで、区別することができます。
また、羽のもようも、リュウキュウアサギマダラのほうが細かくなっています。
ほかには見られないとくちょうとして、集団で木の枝などにぶら下がって、冬を越すことが知られています。


  • このWebコンテンツは、財団法人奄美文化財団が、平成22年度子どもゆめ基金(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて制作したものです。
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