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ルリカケス
ルリカケス
英名 Lidth’s Jay
学名 Garrulus lidthi
科目

ルリカケスは、鳥綱スズメ目カラス科カケス属に分類される鳥類です。

特徴

おもにスダジイやタブノキからなる常緑広葉樹林に住んでいますが、農耕地でも見かけることがあります。
樹のあなや幹のすきまなどに、木の枝や葉、コケなどを組み合わせた、お椀のようなの巣を作りますが、岩のすきま、天井うら、巣箱にも巣を作ります。
エサは雑食で、昆虫、クモ、爬虫類や両生類、鳥類の卵、果実、種子などを食べています。
繁殖形態は2-5月の間にかけて、1回につき3-7個の卵を産みます。卵をあたためる期間は約3週間です。
鹿児島県奄美大島の方言で「ヒュ-シャ」や「ヒョウシャ」と呼ばれ、県の鳥に指定されています。

形態

全長38㎝。翼の長さ15-18㎝。頭から首にかけての羽が紫がかった青色(瑠璃色)で、和名の由来になっています。
ひたいやくちばしのまわりの羽は黒く、のどには白いはんてんがあります。
背と胸から腹にかけての羽は赤色です。尾羽や翼は、こい青色で、尾羽の先や風切羽の先は白くなっています。
また尾羽には、ほそい黒色の、しまもようがあります。


  • このWebコンテンツは、財団法人奄美文化財団が、平成22年度子どもゆめ基金(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて制作したものです。
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