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カラスバト
カラスバト
英名 Columba janthina
学名 Black wood pigeon
科目

カラスバトは、鳥綱ハト目ハト科カワラバト属に分類される鳥類です。

特徴

海岸や山間にある常緑広葉樹林に生息しています。
飛ぶときは、ゆっくりと羽ばたいて、空中では羽を広げたまま、空をすべるように飛んでいきます。
おもなエサは植物を中心とした雑食で、果実(クロガネモチ、ツバキなど)、花のほか、ミミズなども食べています。
木の上や岩の上、樹の穴などに木の枝を組み合わせた巣を作ります。だいたい2-9月の間に、1回に1個の卵を産みます。
鳴き声はウッウー、ウッウーと太い声で間をおいて鳴くため、ウシバトとも呼ばれています。

形態

全長40cm。頭は小さく、短い黒い羽毛でおおわれています。
全身は光沢のある黒い羽毛で、尾羽はやや長くなっています。
くちばしの色は淡青色や暗青色をしています。
くちばしの先はうすい黄色で、上をおおっている肉質(蝋膜)は小型です。
足は赤い色をしています。


  • このWebコンテンツは、財団法人奄美文化財団が、平成22年度子どもゆめ基金(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて制作したものです。
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