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コビトホラシノブ
コビトホラシノブ
環境省レッドリスト 絶滅危惧IA類(CR)
英名 Sphenomeris minutula
学名 Sphenomeris minutula
科目

コビトホラシノブは、シダ植物門ホングウシダ科ホラシノブ属の常緑性多年草です。

特徴

奄美にはコビトホラシノブをはじめとする矮小植物が知られ、そのいくつかが絶滅の危機に瀕しています。仲間のシダの葉が長さ数10cmなのに対して、コビトホラシノブでは数cm以下で、奄美大島の限られた川沿いでしか生育が知られていない、奄美固有の希少種となっています。
渓流沿いの湿った場所でしか、見かけることができません。

形態

コビトホラシノブは、川沿いの岩上に生育する常緑性シダです。葉柄は長さ1cm以下で、葉の形は卵形から長卵形です。葉の大きさは、長さ1-2cm、幅0.7-1cmと、たいへん小さいものの、やや厚みがあって革質です。


  • このWebコンテンツは、財団法人奄美文化財団が、平成22年度子どもゆめ基金(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて制作したものです。
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