
オビトカゲモドキ | |
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絶滅危惧IB類(EN) |
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Ryukyu grounded gecko |
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Goniurosaurus kuroiwae splendens |
オビトカゲモドキは、爬虫綱有鱗目トカゲモドキ科に分類されるトカゲです。
クロイワトカゲモドキと同じトカゲモドキ科のなかまで、奄美群島の徳之島にだけ住んでいる、固有亜種です。
常緑広葉樹林や石灰洞に住んでいます。夜行性で、昼間はたおれている木の下や洞窟で休んでいます。
敵におそわれると尾を持ち上げ、ふるるわせて注意を引く威嚇行動を行います。それでも相手がひるまない場合は、尾を自分で切って逃げます。
エサは動物食で、昆虫や節足動物、ミミズなどを食べています。
体の大きさは20cmほどで、尾は頭から胴にかけての長さよりもみじかく、尾のまわりを輪のように、小さくとがったトゲのようなものが、ならんでます。ただし、いちど切ったあとに生えてきた尾には、トゲがありません。
体の色は黒や暗い紫色で、白いよこしまもようが入っています。
背中のもようは個体によってちがいが大きく、背中の真中にたてじまが入ったり、白いもようが入るだけの個体もいます。