
アカヒゲ | |
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絶滅危惧II類(VU) |
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Ryukyu robin |
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Erithacus komadori |
アカヒゲは、動物界脊索動物門鳥綱スズメ目ツグミ科コマドリ属に分類される鳥類です。
常緑広葉樹林に住んでいて、渓谷や渓流のちかくを好みます。
このほか、竹林や二次林に住んでいることもありますが、木がまばらな林には住んでいないようです。
つがい、または単独で生活しています。 エサは昆虫、ミミズなどを食べています。おもに地面でエサをとります。
繁殖期は3-4月に始まり、縄張りをつくります。ふつうは一夫一妻ですが、一夫二妻で繁殖していた例も報告されています。
3-6月に樹の穴や断崖のくぼみ、木の根元などに、枯れ葉やコケを組み合わせた、お椀のような巣を作ります。
また人の家の近くにすんでいるものは、人工物(物置の棚、ブロックの穴など)に巣をつくることもあり、巣箱もよく利用します。
一回に2-5個(主に4個)の卵を産みます。卵を温めている期間は約14日で、メスが卵を抱いています。
全長14cm。上面や翼は赤褐色やオレンジ色の羽毛で被われています。
和名は「赤い毛」という意味をまちがえたことが由来だとされています。
額が黒く、体の下面は白いなかまや、上面や翼は赤褐色で、額も赤褐色、体の下面が灰色のなかまなどがいます。