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マングース
マングース
英名 Javan mongoose
学名 Herpestes javanicus
科目

ジャワマングースは、哺乳綱ネコ目(食肉目)マングース科に分類される哺乳類です。

特徴

森林や草原に住んでいます。群れをつくることはなく、単独で生活しています。
エサは雑食で、昆虫類、節足動物、両生類、爬虫類、鳥類やその卵、小型哺乳類、果実等を食べています。
奄美のマングースは、もともといたわけではなく、ハブを食べるのではないかと、人間がよそから持ち込んだ生き物です。
しかし、夜行性のハブにたいして、マングースは昼間を中心に活動します。また、やっかいな毒をもっているハブなどよりも、かんたんにつかまえて食べることができる生き物がたくさんいたため、ハブをおそうことはありませんでした。そのかわりに、アマミノクロウサギやトゲネズミ、オオトラツグミやイボイモリなど、多くの絶滅危惧種を食べてしまうことで、奄美の生態系がくずれ始めてしまいました。マングースのような生き物を外来種といいます。

形態

体の大きさは30-40 cm。尾の長さは20-30 cm。体重0.5-0.8 kgです。
灰褐色のみじかい体毛におおわれています。


  • このWebコンテンツは、財団法人奄美文化財団が、平成22年度子どもゆめ基金(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて制作したものです。
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